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「20人に1人」乳がんについて

乳がん検診について

触診だけの検診は不十分

 乳がん検診といえば乳房の触診を思い浮かべる方が多いかもしれません。実際、日本で1987年に始められた乳がん検診は「30歳以上の女性に対する視触診検診」でした。この方法で見つかる乳がんはサイズが大きながん(進行したがん)が多く、治りやすい小さながん(早期のがん)が見つかりにくいという特徴がありました。治りにくい進行したがんをいくら見つけても寿命は延びませんから、乳がん検診を受けた人達と受けなかった人達とで乳がん死亡率に差がないという結果が出てしまいました。

マンモグラフィーが必要です!

 そこで登場したのがマンモグラフィーで、欧米では既に1970年代から主として50歳以上の女性に対してマンモグラフィー検診が行われるようになり、現在では検診受診率は70%を超えています。その結果、乳がんにかかる人が増え続けてはいるものの、いくつかの国では乳がん死亡率は減り始めています。言いかえると、精度の高い検査でたくさんのがんが発見されるようになったため乳がん患者数は増えていますが、早期のがんの割合が多いため乳がんで命を失う率が少なくなってきていると考えることができます。日本では欧米から遅れること20年で、ようやく2000年に「50歳以上の女性に対するマンモグラフィー検診」が導入され、2004年からは40歳代女性に対しても行われるようになりました。その結果、視触診だけで検診を行った場合は10000人受診して14人しか見つからなかった乳がんが、マンモグラフィー検診(視触診併用)では10000人受診して27人と、ほぼ倍の数の乳がんを見つけることができるようになりました。このことは視触診だけの検診では半数の乳がんは見逃されてしまい治すチャンスを失っているということを意味しています。どうせ検診を受けるならマンモグラフィー検診を受けるべきであるといってよいでしょう。しかし、せっかくのマンモグラフィー検診も受診率が20%前後にとどまっているため、残念ながら日本人女性の乳がん死亡率は今でも増え続けています。

政府も頑張っています。あとはあなた次第!

 平成18年にがん対策基本法が制定され平成19年4月に施行されましたが、それを背景に作られたがん対策推進基本計画(平成19年閣議決定)では、乳がん検診の受診率を5年間で50%以上にすることを目標にしています。政府も乳がん検診の無料券を配布する方針を決めるなど本腰を入れ始めていますので、あと3年間で受診率50%を達成するために、日本人女性の一人一人が乳がんを身近な問題として考え、乳がんで死なない心意気を示す必要があると思います。

2009.9.16更新

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