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文京区乳癌検診指定

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乳腺外来

甲斐崎 祥一先生

 国際医療福祉大学三田病院乳腺センター長

武藤 泰彦先生

 イムス東京葛飾総合病院乳腺外科部長

 

  日本人女性の9人に一人は生涯で一度は乳がんを経験するといわれています。女子校出身者ならクラスメートに4,5人乳がんになる方がいても不思議ではありません。乳がんは早期発見すればほとんどの方が治癒する病気です。1年に1回の検診を受けるようにしましょう。

 土曜日午後の乳腺外来は日本乳癌学会乳腺専門医(甲斐崎、武藤)が担当しています。マンモグラフィをその場で撮影し、乳腺エコーは専門医が自ら行います。結果はその日に詳しく解説しますので、心配しながら報告書が届くのを待つ必要はありません。症状があって不安な方は検診やドックではなく、土曜日午後の乳腺外来をお勧めします。


 日本人乳がんの好発年齢は40歳から70歳の30年間です。実に乳癌患者さんの75%がこの年代で発症しています。もちろん70歳以上の方の乳癌も珍しくはなく、数は少ないですが30歳代でも発症することがあります。40歳になったら必ず定期的な乳癌検診を受けるようにしましょう。

 また、以下のような方は乳癌になる確率が他の方より高いとされています。定期的な検診を受けることをお勧めします。

(1)血縁者に乳がん・卵巣がんのいる方

(2)出産や授乳の経験がない方

(3)背が高い方

(4)閉経後に太った方


 欧米の女性は高齢になるほど乳がんになる割合が高いですが、アジア系の女性は中年期に発症する割合が高いという特長があります(日本の乳がん患者さんの二人に一人は45歳から65歳です)。この年代の女性のマンモグラフィは、高濃度乳腺のために小さなしこりが写りにくいという特徴があります。マンモグラフィに加え超音波検査(エコー検査)を受けることで乳癌の見逃しが少なくなります。

 マンモグラフィは痛いから検診は受けたくないという方は、痛みのない超音波検査だけでも受けることをお勧めします。経験豊富な医師が検査すれば超音波検査だけでもかなり正確な診断が可能です。その他、以下のような方はマンモグラフィ検診が受けられないか、マンモグラフィでは適切な診断ができません。超音波検査(エコー検査)での検診をお勧めします。

 (1) 豊胸術後の方

 (2) 乳房近くにVPシャントのチューブのある方

 (3) ペースメーカーを留置されている方

 (4) 妊娠中、授乳中、40歳未満の方

 


Q.

マンモグラフィ検診で要精密検査と判定されました。心配です。

A.

マンモグラフィ検診では受診者1000人のう50~100人が要精密検査と判定されます。このうち最終的に乳癌と診断されるのは約5人です。大部分の方は乳癌ではありませんので、過度に緊張せず精密検査を受けましょう。精密検査は超音波検査(エコー検査)を行います。

 

Q.

私の血縁に乳がんの人はいません。乳がん検診を受ける必要はありますか?

A.

乳がん患者さんの約8割は血縁の方に乳がん患者はいません。身内に乳がんの方がいなくても検診を受けることをお勧めします。

 

Q.

乳がんになりやすい年齢はありますか?

A.

日本人女性は40歳から70歳までの30年間が乳がん好発年齢とされてきましたが、最近では70歳以上の方の乳がんも増加してきています。元気な方は何歳になっても検診を受けるのがよいかもしれません。

  

主な疾患

乳腺専門外来 乳がんその他あらゆる乳腺疾患

主な医療機器

+ マンモグラフィ + 乳房超音波検査

検査・治療の特徴

 文京区乳がん検診や人間ドックの乳がん検診は平日毎日受診できます。結果判定は乳癌学会認定乳腺専門医が土曜日に行いますので結果の報告は後日郵送になります。土曜日午後の乳腺外来は専門医が担当していますので、マンモグラフィ、専門医による超音波検査、結果説明、今後の指導を1回の受診ですますことができます。さらに詳細な検査(組織検査)が必要な方はご希望の乳癌学会認定施設に紹介しています。

 

   

2024.2.6更新

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